靴の選び方 基本編
みなさまこんにちは。
今日は靴の選び方のお話です。
本当は色々語りたいのですが・・・
超大作になってしまうので、今日は基本編とさせていただきます。
大まかな流れは
①足を測る
②しっかり履く
③しっかり動き回ってみる
です。今日は簡単にですが、一つずつご説明していきますね。
合う靴選びの第一歩…正しいサイズを知る
まずはご自身の正しい足サイズを調べてみましょう。
「思ってたのと違うわ!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
以下、ご自宅で簡単に足サイズを測る方法です。ぜひお試しください。
①壁にかかとをつけて立ち、30センチ定規を置いたり、メジャーを伸ばして貼ったりして、
上から目盛りを読みましょう。
②親指の付け根と小指の付け根の、骨が出っ張ったところを
メジャーでぐるりと一周測りましょう。
ざっくりとした目安ですが、
①と②の長さが同じくらいでしたら、いわゆる「Eワイズ」くらいだと言われています。
標準的なバランスですね。
例えば、①の長さが23.2㎝ ②の長さが22.5㎝だったら?
靴サイズで言えば23㎝か23.5㎝に相当しますが、
足自体は少しほっそりしています。
「幅広だから・・・」と思い込んで2Eや3Eの靴をお選びになるのは
足トラブルの原因になりやすいので、気をつけてくださいね。
実際の靴の選び方
実際の靴屋さんでの選び方のポイントです。
①その靴を履いて出掛けるときの足の状態で選ぶ!
「足がむくんでいる夕方に買った方がいい?」
と聞かれることがよくありますが、
その靴をむくんでいない朝履いて、玄関を飛び出したらどうでしょう?
パンプスなら、ゆるくてスタスタとは歩けないかもしれません。
スニーカーでも、足の裏が滑って歩きにくいかもしれません。
その靴を履いて朝の玄関を飛び出すときや、ガンガン歩くときの状態を優先して
選んでみてください。
また、ゆるい靴を履いていることで余計に足が浮腫みやすくなります。
実は足が浮腫んでいる時にピッタリとした靴を履くと
みるみるうちにむくみが取れていったりします。
②紐やファスナー、ベルトはしっかり締める!
「脱ぎ履きやすいように紐はゆるく結んでおいて、ファスナーは開けっぱなしで・・・」
これでは正しいサイズの靴も、お値段の張る靴もその効果を発揮できません(;´・ω・`)
よい靴と巡り会うには、正しく履くことが大切です( ´ ▽ ` )
紐、ファスナー、ベルトを締めることにはとっても素敵な効果があります!
その1、足のアーチの崩れを防ぐ!
その2、疲れにくくなる!
その3、靴が長持ちする!
その4、姿勢が良くなり美しくなる!
ざっくり言いますと、
靴の留め具部分は歪みやすい足の骨格をサポートしてくれる部分です。
外反母趾を予防したり、疲れにくくズンズン歩いて行くのに役立ったりします。
靴の中で足があらぬところを擦ることも減り、靴が綺麗な形で長持ちします。
つまり靴をゆるめて履いたり、ゆるい靴ばかり履くと・・・
1〜4の素晴らしい効果と反対のことが起こります。
靴の試着のコツは・・・動き回る!
「まだ買っていない靴だから・・・」
と遠慮されてそろりそろりとだけ歩かれる方や、
足を入れて「ドンドンッ」とその場で踏み鳴らすだけ。という方もいらっしゃいます。
でもやっぱり、朝玄関から飛び出した時の動きが1番わかりやすいですよ!
大股で、勢いよく、階段を駆け降りて・・・
その動きに靴がきちんと「ついてきて」いるでしょうか?
それをお店の中で試してみてください。
大きめの一歩を踏み出してみる。
大きく、早足で、お店の中を歩いてみる。
背伸びをしてみる。
しゃがんでみる。
日常に必要な動作をしてみてください。
「背伸び」は特に有効です。階段を降りるときはこの動きになりますから、
このときかかとがスポスポ抜けるようでは危ない、と分かります。
そんなに動きまわっていいの?と心配なかたは、お店の人に一言
「歩いてみていいですか?」
と確認されたら十分ですよ。
お客様にしっかりと合う靴を見つけられることが、1番大切なことですからね(*´꒳`*)
さて、今日は基本編でしたが、いかがでしたか?
何かみなさまのお役に立てる情報がありましたら幸いです。
今後、足の計測結果の詳しい見方や、足のトラブルに関するお話もする予定です。
ひとまず次回の靴の選び方では、 フィット感 に関するお話をしようと思っています。
キーワードは「ゆるい靴ほど要注意」!
それではまた( ´ ▽ ` )